| 生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で、化石資源を除いたもの」をバイオマスと呼んでいます。
例えば、焚き火に使う薪などの木材資源もバイオマスですし、天然ゴムやオリーブオイルなども バイオマスと呼んでよいでしょう。
昔ばなしの桃太郎では、「お爺さんは山へ芝刈りに…」からはじまりますが、昔はエネルギー資源といえば、木や草などのバイオマスしかなかったのです。
しかし、産業革命をもたらした石炭や石油・天然ガスの発見から、急速に文明が発達し、一方で手間のかかるバイオマスエネルギーは次第に利用されなくなってきたのでした。
この非常に利用しやすいエネルギーである石油や石炭は、いつかはなくなってしまう限られた資源であり、便利さの反面、環境問題を引き起こす原因だとも言われています。
 |
燃料となるバイオマス(廃材) |
化石燃料に代わると言われている原子力エネルギーにしても、今回の福島原発事故など、大変な問題になっています。
>>(財)新エネルギー財団のホームページへ
バイオマスという言葉は新しいですが、人間は、太古の昔から薪や炭を燃料として利用してきました。今でも、発展途上国では炊事など日常のエネルギーの多くをバイオマスでまかなっています。バイオマスエネルギーは、太陽エネルギー、風力エネルギー、地熱エネルギー、潮力、波力、海洋温度差などと同じく、再生可能エネルギーと呼ばれています。
また、エネルギー利用だけでなく、工業原料として利用される場合にもバイオマス資源という用語が使われます。
(※写真・イラストは(財)新エネルギー財団のホームページより転用いたしました) |